終末のタイムライン その1
定められた終りの時 のタイムライン
2020/11/2~ 小湊
ある方から、終末の出来事をタイムラインにして示してほしいと依頼を受けました。学べば、学ぶほど、思った以上に複雑に黙示録の記事の順序が入り組んでいることを感じておりますが、この依頼は、御心にかなったものであると感じましたので、決定版には程遠い状態ですが現状のわたしのできる範囲で書きたいと思います。
父なる神様 御名があがめられますように どうか僕の器を清め わたしたちを憐れんでくださって終りの時の順序について示してください この祈りを愛するイエス様の御名によりお祈り申し上げます アーメン
タイムラインをつくるとき私は、この聖句に基づいてことを起こそうと思います。
「この幻を書き、これを板の上に明らかにしるし、走りながらも、これを読みうるようにせよ。」ハバクク2:2
この幻はヘブル語でハーゾーンと言われる幻で、それは、最終時代にサタンが聖徒を迫害する幻をさします。
わたしは個人的のこれを、終末の諸事件をチャートにしてみんなに理解できるようにせよとのご命令と受け取っています。これがわたしが冒頭で御心にかなうと思ったのです。
終末のチャートは、ただ一つの時について示したものですが、聖書のいたるところに散らばっているので、見つけようと思えばたくさんでてきます。
個人的に一番好きなチャートはダニエル書1章から6章のチャートです。これは、その時、聖徒がどのようにふるまえばよいかお手本がしめされている点が特に気に入っています。では、最初のチャートです。
①~⑥の順序で終末の事件がすすんでいきます。
- ダニエル書1章:教会合同運動がセブンスデー・アドベンチストに来ました。まず健康改革をはじめましょう!
- ダニエル書2章:世の終わりはまじかです!ダニエル書と黙示録の預言のメッセージを解読しましょう!
- ダニエル書3章:日曜休業令が来ます。その時は、ハナニヤ、ミシャエル、アザリヤの模範にしたがって火のような試練を受け入れましょう!
- ダニエル書4章:日曜休業令が来るとネブカデネザルがそうでしたが獣ように扱われます。しかし、そのときになると「主のみ前から慰めの時がきて」「罪をぬぐい去」られるので(使徒3:19、20)ネブカデネザルが全世界にむけて神のみわざをほめたたえたように、ヨナがにニネべを改心させたように、「大いなる叫び」が起こります。
- ダニエル書5章:これが示すものは、恩恵期間の終了です。ネブカデネザルの証は「大いなる叫び」でした。これをまじかで見て悔い改めないなら、ベルシャザル王のようにもう救いはありません。この時、ダニエルは罪を宣告することしかできませんでした。
- ダニエル書6章:これが示す時は、「死の法令」その日時がきたら、第七日安息日を殺しても良いという法令がでます。しかし、ダニエルがししの口から救われたように聖徒も救われるでしょう。
第二番目にヨナのチャートを示します。これは、ダニエルたちのような模範になる状態で終末を迎えた信者ではないです。ほんとに手遅れになる寸前で、それでも第七日安息日が迫害の対象になること知ったうえでそれを受け入れるだけの信仰をその時に持っていた者のチャートです。上のダニエル書の数字と対応させるため③-2を入れました。
- ヨナ書1章1~3節:ヨナ船賃を払って異教徒と一緒へ御心でない目的の船に乗る。これは教会合同運動にセブンスデー・アドベンチストが参加することを意味します。
- ヨナ書1章4~6節:終末の諸事件が異教徒たちを先に改心させ、熟睡していたセブンスデー・アドベンチストを起こす。
- ヨナ書1章7~15節:日曜休業令、ヨナは創造主を信じがゆえに、嵐の海に投げ込まれました。セブンスデー・アドベンチストが安息日についてあくまで遵守するなら全世界から迫害に会うでしょう。
③—2ヨナ書2章1~9節:密室の祈り(日曜休業令のはじまりから恩恵期間の終了まで、小さなヤコブの悩みの時といわれますが、そのときする聖徒の祈りが書かれています。)この試練とこの祈りによって、完全に清める状態が用意され、そして、罪の除去が行われます。
- ヨナ書3章 :「大いなる叫び」について書かれています。罪の除去が行われた聖徒つまり144000が行う世の終わりの最後の福音伝道です。
他にもチャートは作れると思いますが、わたしが一番把握しているこの2つのチャートを使って、ダニエル書の8章以降の預言と黙示録の預言を上の①~⑥までの数字にあてはめていきたいと思います。