詩篇119編1節~3節

おのが道を全くして、主のおきてに歩む者はさいわいです。(1節)

主のもろもろのあかしを守り心をつくして主を尋ね求め、(2節)

また悪を行わず、主の道に歩む者はさいわいです。(3節)

 

この詩篇記者はダビデですが、このダビデの生涯をかけて貫こうとする神様への情熱に共鳴し共感し私たち自身のうちにもダビデをそうさせた神の霊を宿すことが、最初に詩篇119編を取り上げた理由です。われわれセブンスデー・アドベンチストは、世の終わりに我々の信仰に戦いを挑む第七日安息日を守れなくする法令が、アメリカで出されそしてすぐに全世界的に出されることを知っていますが、その法令(日曜休業令)が出された後でさえ、それでも神様の戒めを守りたい、守ろうという情熱のもので、119編を見たとき、上記の聖句は、どんなに輝いてみえるでしょうか?

 

自分の生涯をすべて神様にゆだね、神様の定められた十誡を喜んで守る生涯は幸いです。

神様の言われた数々の言葉の証言に従い、誠心誠意、神様を探し求め、

それでいて誰に対しても悪を行わず、神様の定められた道を歩む生涯は幸いです。

 

皆様の信仰は、「第七日安息日を守るならお前には何も物を売ることはできない」と言われた時、それでも「神様の戒めを守れるわたしの生涯は幸いだ」と言うことができますか?その時に至ってもこのみ言葉が神様の約束だと信じる情熱がありますか?激しい苦しみの中で、み言葉によってあなたの心を支えるその力を感じとることができますか?詩篇119篇は、神の戒めが守れないような脅迫が起きたときにこそ、わたしたちを内から助けるみ言葉なのです。